しかし、明治25年に地車を購入し、同年秋祭りを最後に、翌年明治26年に「太鼓台」は武庫郡大庄村東大島(現在の尼崎市東大鳥地区)へと嫁ぎ、現在も東大島の地で10月12・13日の秋祭礼には「大島太鼓」として大切に巡行と奉納されています。宮入では勇壮な担ぎ上げも行われています。ぜひ一度、尼崎市東大島地区へ行かれ、ご覧になってください。
太鼓台の制作年代は、資料不足ではっきりとはわかっていませんが、彫り物などから推測して江戸末期のものだと思われます。唐破風屋根造りで宝塚西谷地区周辺の地域でみられる形式のも
のだと思われます。